やっと、東京ディズニーランドとシーの再開が決まりました!2月29日から臨時休園していたので、ちょうど4カ月ぶりの再開になります。
東京ディズニーランドとシーは7月1日から再開。ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテルは、6月30日から再開になります。
東京ディズニーランド® / 東京ディズニーシー® 再開日および今後のパーク運営方法について(休止アトラクション・ショップの記載あり)
東京ディズニーランド® / 東京ディズニーシー®再開日および今後のパーク運営方法について
東京ディズニーランドとシーは7月1日から再開。運営時間は午前8時~午後8時。入園者数の制限を行うため、日付指定のあるチケットのみ入園可能。チケットは東京ディズニーリゾートオンライン予約・購入サイトで購入可能。チケットは一カ月先の分まで購入可能で、入園可能な時間が午前8時以降、午前11時以降、午後2時以降の3種類を販売。チケット購入時に代表者の情報入力が必要。休園期間中の未使用チケットは、払い戻しが可能。年間パスポートは有効期限の延長または、払い戻し。また、年間パスポート保持者には、グッズのオンライン購入と抽選による入園を予定中。
入園時には、「検温の実施・マスク着用・ソーシャルディスタンス確保・手洗い・消毒」への協力とキャッシュレス支払いの推奨がお願いされています。
ディズニーホテル営業再開日および今後の運営
ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテルは、6月30日から再開。東京ディズニーセレブレーションホテルの再開は後日お知らせ。当面の間は、宿泊者限定の特典や営業内容を変更しての運営とあります。宿泊のゲストは、チェックイン日を除く滞在日にいずれかのパークを利用できる1デーパスポート(午前 8 時以降に入園可能なチケット)を購入可能。宿泊特典の「ハッピー15 エントリー」と「パークへの入園保証」はなし。「パークへの入園保証」は上記のホテル宿泊で購入した1デーパスポートでは保証されますが、それ以外のオープン券や年間パスポートでは保証されないとのことです。予約開始は6月26日(金)11:00から。婚礼と宴会も7月1日から再開。入館時には「検温の実施・マスク着用・ソーシャルディスタンス確保・手洗い・消毒」への協力とキャッシュレス支払いの推奨がお願いされています。
株主用パスポートの有効期限延長
有効期限が2020年6月30日と2021年1月31日のパスポートは1年延長。有効期限が2021年6月30日のパスポートは6カ月延長。
役員報酬の減額等について
代表取締役の30%の減額を筆頭に26名の減額を発表。社員の一時帰休の延長、管理職の夏季賞与の一部減額、準社員・出演者の特別休業手当の支給期間延長を発表
ニューファンタジーランドとイベントについて
ニューファンタジーランドのオープンは状況をみての発表とのことです。そして、こちらのニュースによると「ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス」は延期して実施予定。それ以外の春イベント・夏イベントは中止とのことです。それを裏付けるように、今日(2020年6月23日)時点で東京ディズニーリゾートのHPにおいては、イベントの表示が一つもありませんので、信ぴょう性は高いでしょう。。。
→公式発表により、上記の通り、「ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス」は延期して実施予定。それ以外の春イベント・夏イベントは中止です。
海外パークとの違い
東京ディズニーリゾートの再開発表をもって、世界中のすべてのディズニーパークの再開が発表されたことなります。入園者数の制限・事前予約制・物理的距離の保持・消毒・マスクの着用・検温の実施などは、すべてのパークで同じです。しかし、東京ディズニーリゾートだけ大きく違う点があります。
それは、入園時間指定のチケットと事前予約制です。
入園時間指定のチケットは海外のディズニーパークにはありません。これは、東京ディズニーランド・シーの開園時間ぴったりに入園しようとしたことのある人ならわかると思いますが、開園の時間にはすでに入園のための長い行列があり、入園までにそれなりの時間がかかります。再開後は、ソーシャルディスタンスを保つ必要があり、入園者数を制限しただけでは、開園前の行列の場所を確保できない可能性があります。また、園内の混雑を平坦化するためにも入園時間指定のチケットを導入したものと思われます。
事前予約制については、海外パークはチケットの販売とは別に入園の事前予約をする形式になっています。年間パスポート保持者やホテル宿泊予定の人、すでにチケットを持っている人から優先的に予約可能で、新規チケット販売はしばらくたってからの予定になっています。一方、東京ディズニーランド・シーでは新規に販売する日付指定チケットを持っている人が入園できる形式になっています。(ホテル宿泊者も入園保障はありますが、新規にチケット購入が必要です。)
この違いの要因は、おそらく3つあると思います。
1つ目は、東京ディズニーリゾートだけ運営母体が異なるせいです。海外はすべて、ウォルト・ディズニー・カンパニー社の直営ですが、東京だけはオリエンタルランド社が運営しています。そのため、異なる対応になったものと思われます。
2つ目は、年間パスポート保持者の性質の違いだと思われます。そして、端的に言うと、「日本人は我慢強い」ことが今回の感染予防では悪いほうに働きそうだと、いうことです。
海外のパークでは、パレード開始の10分前に行ってもいい場所で見れます。アトラクションで行列はできますが、グッズを買うために行列ができることはほとんどないそうです。(限定ピンズの販売のときなどは行列ができるそうです。)
一方、東京ディズニーリゾートには、1日4回のショーのためだけに入園して、一日中ずーと同じ場所で待ってるような人がそれなりの人数います。欲しいグッズを買うためにレジや入店制限の列にもおとなしく1,2時間並びます。整理券の配布である程度制御できるかもしれませんが、これまでの経験上、まぁ、トラブルが発生するでしょう。そして、店内の混雑で3密になることは間違いないでしょう。。。それをtwitterに書かれて、ニュースで話題になることなど、オリエンタルランドとして避けたいところでしょう。一説によると東京の年パス保持者は10万人いるといわれています。海外の年パス者の人数・割合がわからないので、比較はできませんが、東京ディズニーリゾートのパレードやグッズの混雑に年パス保持者が大きく関わっていることは疑いようがないことです。
そこで、東京ディズニーリゾートでは年パス保持者は抽選によって入園を分散させることにしたのでしょう。また、グッズについても、平等性の保持(不満回避)のためにオンライン販売することに方向転換したのでしょう。(ちなみにここで言うグッズとは、現在のオンライン販売から除外されているイベントグッズとダッフィーグッズになります。)
3つ目は、入園料収入のアップのためです。現在、1デーパスポートの料金は大人8,200円、中人6,900 円、小人4,900 円ですが、2019年の入園者全体の平均チケット収入は5,292円です。これは、年パスやスポンサーなどの割引チケット、高校生以下の子供向けの金額の低いチケットによって押し下げられているからです。今回の入園形式では、年パスやスポンサーなどの割引チケットは除外されるので、多少はチケット収入が上昇することが想定されます。ただ、臨時休園中の損失を補填するには、微々たるものだとは思います。
以上、海外との違いを考えましたが、何はともあれ、感染・トラブル・不満なくパークが再開できるのが一番です。みんなで協力しましょう。
おまけ
公式のtwitter投稿
東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーは、7月1日(水)から両パークを再開いたします。
両パークの再開にあたりましては、ゲストの皆さまとキャストの健康と安全の確保を最優先に運営してまいります。
皆さまのご協力をお願いいたします。
>> https://t.co/PQryZ02nUK— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) June 23, 2020
We’re excited to share that Tokyo Disneyland and Tokyo DisneySea will reopen on July 1! ✨ pic.twitter.com/I4f7VcDSC0
— Disney Parks News (@DisneyParksNews) June 23, 2020
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